すぐわかる目次
硬くて重くて多い髪の毛はカットで柔らかくできるの??
さて日本人でも特に多いのが
- 髪が硬い
- 多い
- クセ毛
特にこのようなお悩み。
男女ともに多いお悩みであるこの問題ですが、果たしてカットで柔らかくすることは可能なんでしょうか??
よく聞くのが
こういう声を男性のお客様からよく聞きますし
女性からだとこのような意見もあります。これは困りましたね。
果たして解決策はあるのでしょうか。
物理的には不可能だがそう見せることは可能
結論から言うと、カットで髪の毛を根本的に柔らかくすることはできません。
根本的に柔らかくするのならば、縮毛矯正やストパーなどのように科学的な力が必要です。
ロジカルなお話ばかりで申し訳ないのですが、
物理的なのか科学的なのか・・これって方法と目的が全く違うんですよね。
感覚的に言うなら、魔法のかけ方が違うんですよ。
ですが!カットで柔らかく見せる。これは可能です。
カットでできること
ではカットで、できることってなんなのでしょうか?
- 長さを切る
- カタチをつくる
- 量を減らす
- 毛の束を筆のように先細りにする
- 表面の枝毛を整える
ということです。
- スッキリする
- 朝の時間がちょっと減る
- 可愛い質感になる
- 女子力があがる
こんなところでしょうかね。
でね、髪が硬い人、重くなりやすい人ってさっきの会話にもあるように
- 極端にすかれた(とにかく切られた)
- 普通に重く残されたか(とにかく無難なスタイル)
- これが普通だと半分諦めている(もっと良くなると気づいてすらいない)
こういう人って多いと思うんですよね。
これは困りました。
果たしてなにが正解なんでしょう??
基礎理論やベーシックでは超えられない壁がある
ここに私的な余談をはさみます。興味ない方は飛ばしてくださいね。
私が修行したサロンもそうでしたが、100人中6〜7割くらいの人は満足してくれそうなカット理論を覚えます。
しかも
- うちのカットが全てだよ
- このカットが世界基準だよ
- カットはこうだよ。これ以外は認めんよ
というような感じで、1つのジャンルを極めるためには良い感じに洗脳を受けるわけですが
逆を言うとそこのサロン以上の考え方や、技術の恩恵って受けづらいわけですよね。
って僕自身が、錯覚に陥っていた時期もあったわけです。
しかしですよ?いざフリーランスとして独立をし、いろ〜〜んな美容師さんを見ていると
って気づくわけですよね。。。
これに気づいたときのショックは大きかったわけですよ。
今までそれこそが真実だと思い込んでいた(思い込まされいた)ものも、角度を変えてみればそれって氷山の一角じゃないかって。
これは決して避難してるわけではないんですが「自分ってこれしか持ってないんだな」って思ったわけです。
今はとても良い時代で、技術や理論もかなりオープンな時代になってきています。
それぞれのメリット・デメリットを加味した上で「これ使ってみよう」「これ良さそうだな」ってものを取捨選択できるわけです。
そうなってくると・・
そう思って、今まで持っていたカットの概念を全て捨てて(かなり抵抗あったけど)まず考えたから変えたわけですよね。
そうすると気づくわけです。
基礎やベーシックはとっても大切だけど、それ以上は超えられない。
そこからは自分で試行錯誤して繰り返すしかない。もしくは常識に縛られない人に教えてもらうしかない。
ってことに。
僕の常識をぶっ壊してくれた達人の皆様には
「そんなん当たり前やん」
って突っ込まれるんでしょうけど、少なくとも以前よりはだいぶんカットが上手くなったなと自覚しているわけです。(まだまだですけどね!!!!!)
通常なら否定されてしまうカットもします
「なにこのカット!!!」
って、見る美容師さんによっては、とても批判されるような技術をすることもあります。
そりゃそうですよね。僕だって最初めちゃめちゃ抵抗ありましたもん。。。
でもね、難しい髪質の人ほど喜んでくれるし、時間が経っても良い感じなんですよね。
そういう声を聞くたびに
「喜んでさえくれれば、美容師の変なこだわりなんて本当どうでもいいな」って、思っちゃうんです。

このお客様とか、見る人からすればかなり攻めたカットしてるし

このお客さまも普通のツヤのあるボブに見えますけど、全然普通じゃないように切って、良い感じになるようにしてます。
みなさん「重い」「硬い」「膨らむ」などなど・・・髪質にお悩みを持っている方です。
1度でいいので任せてみてください
長くなりましたがここまで読んでくれてる方は、なにかしら髪の毛に納得のいっていない方だと思います。
原因は
- 髪質なのか
- 気持ち的な問題なのか
- たまたま合う美容師にで出会えなかったのか
この記事は抽象的な話が多かったので、腹に落ちない人もいるかと思います。
美容室変えることをリスクに感じるのもわかります。
上手く伝えられないのは当たり前です。(僕ですらいっつも悩んでるしwww)
でもまずは「話だけでも聞いようかな」そんなふうに思ってもらえたら嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
